2月のとり散歩 2025年

2月1日 北印旛沼

トモエガモの情報を聞き、久しぶりに印旛沼に向かう。甚平公園の駐車場に車を止め、北印旛沼の南岸を歩く。手賀沼と比べ広いので鳥の姿は遠く、きっちりとした撮影には難しさはあるが、数は多そうだ
まず、駐車場脇の田んぼで餌をついばむタゲリの群れを見かける。次にのぞいた湖面ではパンダ模様のミコアイサを発見。最近見かけているのはメスか若いオスらしき姿ばかりだったので、白い個体には久しぶりの出会いだ。トモエガモはどこだと、歩き続けると、沖合に中州かと思うような群れを見つける。個々の姿はよくわからないが、カメラを向けている人に聞くと、トモエガモの群れとのこと、おびただしい数の群れだったが、双眼鏡や望遠レンズでは、その美しい姿はわからなかった。
午前中いっぱい歩き回ったが、近くでカメラに収めることのできた鳥は少なかったが、タゲリ、ミコアイサのほかにオオタカ、チュウヒなど手賀沼ではなかなか出会えなかった鳥たちのほか、多数の野鳥が観察できた。

おびただしい数のトモエガモ
遠いのが残念
ひょんなところにオオタカ
久しぶりのパンダ模様のミコアイサ
タゲリが飛び出した
チュウヒが上空を横切る

2月8日 水元公園

 以前から気になっていた水元公園に出かけてみた。東京都内でも有名な自然公園で、野鳥観察にも適した場所だと聞いていたので、楽しみに出かけた。
 いざ公園に到着してみると、予想以上に広大な敷地に驚かされた。広い湿地帯や森が広がり、さまざまな自然が広がっている。初めての訪問だったので、一通り回ろうと思って歩き始めたが、広すぎて回り切れず、時間が足りなくなってしまった。
 公園内の池では、多くのカモ類が渡ってきていて、多くのカモたちを間近で見ることができる。また、小鳥類も案外近くに寄ってきてくれる。ほかの場所に比べて、鳥と人の位置が非常に近いことが特徴だと感じた。池、湿地、林など多様な環境が散在しており、そのため野鳥の種類も豊富に見られる。次回からは、狙いの場所を決めてじっくりと観察し、ゆっくりと鳥たちを撮影したいと思う。広い敷地の中には、多くの鳥たちが潜んでいるに違いない。次の訪問が今から楽しみだ。

2月11日 手賀沼

 ここのところプチ遠征が続き、久しぶりに手賀沼を訪れた。手賀沼での野鳥観察は少しご無沙汰になっていたが、相変わらず、鳥の姿が少ないように思える。ほかの人と話をしてみても、みんな「今年は少ないね」と口を揃えて言う。プチ遠征先では、鳥の姿を多く見かけたので、今年の手賀沼は少し残念な状況だと感じた。
 それでも、手賀沼ならではの雰囲気があり、少ないなりに鳥たちの姿を探して歩くのは楽しいものだ。次回からは、ポイントを変えてさらに探ってみることにする。

2月22日 手賀沼

 2月も中旬を過ぎ梅の花が咲き始め、春の気配が近づいているが、全国的には寒波のニュースが続いている。カモやハクチョウたちはそろそろ北へ帰り始めているのだろうか、手賀沼の湖面がますます寂しくなってきた。

地元のカワセミ

自宅の近くに決してきれいとはいえない水路がある。以前からカワセミがいることは知っていたが、改めてじっくりと観察するといつでも間近に見られることに気づいた。これから繁殖のシーズンに向かうので、観察の時間を多くとるようにしたい。