11月3日
11月2~3日は毎年恒例のバードフェスティバルが手賀沼で行われた。2日はあいにくの雨だったため、出かけなかったが、この日は天気に恵まれ多くの人が訪れていた。
10月は夏と冬の端境期という様子で、鳥の姿が少なかったが、11月に入りだんだんと鳥の姿も増えてくることを期待し、バードフェスティバルが始まる前に早めに着いて遊歩道を親水公園からビオトープまで歩いてみた。到着早々、カワセミが出迎えてくれた。
まだ冬鳥は少ないが、沼にはカンムリカイツブリ、マガモ、ユリカモメ、セグロカモメなどもぼちぼちと姿を見せていた。9月にはコガモ、10月末にはヒドリガモが姿を見せ、カモ類はだんだんと増えてくるだろう。林や葦原の鳥たちにも期待したい。










11月4日

昨日、バードフェスティバルで購入した45×8の双眼鏡を試してみたが、これまで使っていた25×8と比べ視野がかなり広い。これまでは、対象を視野に入れるのに手間がかかり逃すこともしばしば。その苦労がなくなっただけでなく、覗いている時間が大きく増えた。
この日は、手賀沼フィッシングセンターを起点に散策する。南岸はカモ類が多く集まるが、ホシハジロの姿も確認できた。マガモ、ヒドリガモはかなりの数、見ることができた。
染井入落の近くで、ミサゴが現れ何度か水面に飛び込んでいたが、最後の獲物を目の前でとらえた瞬間は、SDカードが切れ撮り逃してしまった。カードの自動切換えの設定を忘れてしまっていたため(涙)。

11月9・10日
多賀沼の下沼周辺をぐるりとまわってみたが、まだ状況の大きな変化はないようだ。今週もミサゴに出会えないかと思い、染井入落周辺にも足を運んだが空振り。三脚を構えていた方を話をしたが、やはり今年は鳥の姿少ないと言っていた。いろいろと情報を仕入れたので、今後の散策の参考にしてみたい。
とりあえず、定番の鳥たちだが、飛翔シーンを中心に撮影してみた。








今年はカンムリカイツブリの数が多いように感じる。下は若鳥のようだが、どこから渡ってきたのだろう。青森あたりでも繁殖例があるようだが、多くはシベリアからのようだが、今年生まれた鳥にとっては大変な旅なのだろうな。

11月11日 涸沼にて
11月11日 涸沼にて
仕事が休みだったので、少し足を延ばして涸沼に出かけた。猛禽類でも見れないかと思ったが、月曜のため、涸沼自然公園・鉾田市みのわ水鳥公園が休園、また午前中は天気がすぐれず、それ以外の観察ポイントを調べていなかったので、思ったように観察ができなかった。
みのわ水鳥公園ではいきなりチョウゲンボウらしき鳥が目の前を飛んでいったが、一瞬だったため、はっきりとは識別できず。湖面にはホシハジロの大群が漂っていたが、少々距離があった。休みのため観察台に登れず、自然公園方面へ移動、こちらも休園のため車を止める場所もなく、道沿いに移動。しばらくいくと、親沢公園という場所を見つけ、車を降りる。周辺を散策した。カワセミが目の前を通過、湖面にはカルガモ、マガモ、カンムリカイツブリ、カイツブリが散見できたが、他のカモ類は見られず。散策を続けると少しづつ、天候が回復しはじめ、日が差してくると、林の鳥たちの声が大きくなった。アオジ、コゲラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、セグロセキレイ、トビなど手賀沼でもおなじみの鳥たちは見られたが、こちらも冬鳥の渡りは遅いようだ。
この場所は、対岸の網掛公園とともに、冬になるとオオワシを撮影しようとする人たちで賑わうらしい。網掛公園のほうが逆光にならないようなので、次回は撮影ポイントに加えるようにしたい。
大洗で海鮮丼を食し、帰宅の途につく。
11月17日
この日は、OM-1にアダプターを使いEF300mm F4 Lをつけて手賀沼南側を散策。一応、AFが効く アダプターだが、やはり野鳥撮影には厳しいようだ。歩留まりが悪すぎ、また古いレンズなので逆光にも弱く残念な結果に。


11月24日
昨日は北風が強く、早々に引き上げ。この日は、穏やかな晴天で散策日和。
滝下広場のヒクイナなどがあらわれるポイントの草がきれいに刈られていたが、何も現われなかった。近くの木の周りでは2羽のコゲラが戯れていた。番かもしれない。
南側に移動し、電線に止まるチョウゲンボウを発見。太陽の位置が悪く、顔がだいぶ影になってしまった。


手賀川を回りながら帰路に。コブハクチョウのコロニーにオオハクチョウが多数、飛来していた。灰色の若鳥も混じっていた。


11月30日
11月もいよいよ終わり、今年も残りあと1か月。冬鳥の姿はまだまばらだが、12月に期待したい。本日は、さほど時間が取れなかったが、飛翔写真を何枚か。






