難ありでも、Lレンズ

「腐ってもLレンズ」というタイトルにしようかとも思いましたが、さすがにそれは…と思い、表題のとおりにしました。最近「EF 300mm F4 L USM」を手に入れた話です。

これまでジャンクレンズや手頃な価格のレンズばかり使ってきて、それなりに撮れるので高級なレンズは必要ないと思っていました。それでも心のどこかで「LレンズやProレンズって、やっぱりそんなに良いのかな?」という気持ちもありました。もちろん、一桁や二桁も違う価格差があるのだから違いがなければおかしいのですが、自分の撮影スタイルでその価格に見合った使い方ができるのか、価格差ほど画質が違うのかが気になっていました。YouTubeなどで比較を見ても、本当の違いはなかなか伝わりません。

そんな中、ネットで格安の訳あり「EF 300mm F4 L USM」を発見。あまりにも安かったので、ダメ元のギャンブル精神でポチってしまいました。このレンズは1990年頃の発売でISなし。よく見るとレンズに曇りやカビも見受けられます。ただ、実際に撮影してみると、大きな影響はなさそうです。

そこで比べてみました。下の写真は、左が「EF 300mm F4 L USM」、右がジャンクの「Tamron AF 28-300mm F/3.5-6.3 LD Aspherical IF MACRO」のテレ端で撮影したものです。カメラはEOS 5D(初代)になります。
Tamronのレンズはこれだけで撮っていればジャンクでもそこそこ使えると思っていましたが、比較するとやはり違うものだなと感心しました。条件を完全に揃えて比較したわけではありませんが、やはり良いものは良いと実感しました。

とはいえ、無駄遣いと、カメラ沼やレンズ沼の深みにはまらないよう気をつけながらも、中古やジャンク中心の生活が続きそうです。

いずれ、きちんとした比較もしてみたいとおもいます。